<利用者の声>
「小説を読むのが好き。でも持ってきていない。本があれば読みたい」
<オンブズマン>
利用者は読書好き。新聞を毎日読んでいる。
利用者の願いを伝え、リビングに図書コーナーを作り、利用者が自由に本を読めるようにしてはどうかと提案した。
書籍は職員に声をかけるなどすれば集まるのでは。
<施設の対応>
約3週間後、リビングに「図書コーナー」の看板を掲げた小さなスペースを誕生させた。
花も飾った。利用者はリビングに出た時に使わせてもらっていると、喜んでいる。
<対応ポイント>
施設が利用者の「~をしたい」気持ちを大切に尊重していることがわかる事例。
書籍を揃えるだけでなく、花を飾るなど読書環境の心地よさにも配慮している。
オンブズマンの提案を前向きに検討し、迅速に対応することで改善した。(2019年8月)