11/7 オンブズマンフォローアップ研修を開催しました

顔を合わし、話すこと。オンラインで話すこと。それぞれの利点を活かして、今後のオンブズマン活動への手応えも感じられる研修会になりました。

11月7日、オンブズマンを対象に研修会を開きました。『コロナ禍の中、活動施設はいま』をテーマに感染予防の取り組みなどについて、オンラインで2施設の話を伺いました。「密」を避けるため7月同様、午前・午後の2部制で実施。来局の他、オンラインでも参加できるようにしました。
最初に吉田啓太・大仙もずの音施設長が自施設の現状を説明。マスクにフェイスシールドやゴーグルを着けての介助の様子、アクリル板等で仕切られたテーブルでの利用者の食事風景など、写真も交えて日常の様子を伝えました。制約ある日々ですが、ユニットごとの敬老会や面前調理による食事会など楽しみも工夫して行われています。
「家族に少しでも安心してもらえるように、窓ごしやオンラインでの面会、ユニットごとのお便りや広報誌の送付、電話での近況報告、ブログの更新等に努めている」と吉田さん。「認知症の方の家族にオンライン面会が多い」「入院患者は昨年より3割減」「業務効率を図り、おしぼり機器・ボックスシーツなど便利な機器を積極的に活用」といった興味深い話も伺えました。「入居の方に大きな変化はないが、散髪や食事・催しなどこれまで築いてきた地域との交流を持てないのは残念」と話すのは西岡剛・加寿苑副施設長。特養にコロナを持ち込まないようデイサービスとはゾーンや動線、担当する職員の更衣室・休憩室を分け、感染対策の徹底を図っています。「ホームページ等を充実させ、キーパーソン以外の人にも面会情報などを充実させていきたい」と西岡さん。「ピンチをチャンスととらえ、業務内容の見直しにも取り組んでいきます」


意向アンケートより「活動施設の様子」を聞いてみたいとの要望があり、今回の研修会を企画、2施設の施設長さんにZOOMを利用してお話しいただきました。会場で参加、ZOOMで参加、密を避けて1部2部に分かれ、新しい様式での研修会となりました。
◯コロナ禍の中、施設は今… 
・吉田啓太・大仙もずの音施設長 ・西岡剛・加寿苑副施設長
◯今後のオンブズマン活動について
◯21期生紹介
◯ちょっとしゃべっていこう会


日時:11月7日(土)
午前の部  10時30分~12時
午後の部  13時30分~15時
場所:O-ネット
プログラム
【午前の部】
◯10時30分~11時20分 「いま、活動施設は」
加寿苑(淀川区・従来型)、大仙もずの音(堺市・ユニット型)
各20分お話をお聞きした後、質疑応答(オンライン)
◯11時20分~11時40分 事務連絡、21期生の紹介
オンブズマン活動オンライン面談について
◯11時40分~12時
ちょっとしゃべっていこう会(オンブズマンさん同士で近況報告など)
【午後の部】時間配分は午前の部と同様です
ただし、「いま、活動施設は」は午前の部の録画をご覧いただくことになります。

※Zoomよるオンラインでご参加いただけます。