〈2025〉『改めて パーソン・センタード・ケアを考える』
※認知症ケア専門士単位認定講座です(3単位取得)
コロナ禍以降、介護現場の人員確保はますます厳しさを増しています。
そうした中で、認知症高齢者への対応はともすると、おざなりになってしまうことも少なくありません。
英国の学者トム・キットウッドが提唱した認知症の方を一人の「人」として尊重し、その方の立場に立って介護に当たる「パーソン・センタード・ケア」に、コロナ前は取り組んでいた施設でも、職員の退職が相次ぎ、構成メンバーが様変わりする中で、じっくりと認知症の方に関わり考えるケアが難しくなっているところもあります。
そこで、この研修では、我が国の第一人者である水野裕先生を講師に、改めて認知症の方への対応を見つめ直す機会を持ちます。
また、業務に追われる中で、どのように認知症の方と向き合うことを工夫しているのか、実践施設(3か所)の取り組み発表に耳を傾け、今後のヒントにつなげます。
そして、人として尊重するケア実践のための「一歩」につなげていくことをめざします。
日時:2025年7月31日(木) 13時~16時30分
会場:PLP会館4階・中会議室
定員:40名 (7月24日申込締切)
対象:介護施設・事業所で働く介護職員、生活相談員、看護職員 など
※認知症ケア専門士単位認定講座です(3単位取得できます。登録希望者は下記事務局までお知らせください)
受講料:4,000円/人 ※O-ネット会員施設2,000円/人
講師:水野裕・まつかげシニアホスピタル院長、認知症介護研究・研修大府センター客員研究員兼務
研修医修了後、アルツハイマー病など認知症の臨床経過と脳との関係を探る臨床神経病理学を専攻。
その後、脳の研究ではなく「認知症の人がいかに幸せに生きるか」に関心が向き、認知症の人を「病状」としてではなく、社会でともに生きる「人」として、みるべきというパーソン・センタード・ケアの理念を学び、実践。
著書に『実践パーソン・センタード・ケア—認知症をもつ人たちの支援のために』『私が学んできた認知症ケ アは間違っていました…パーソン・センタード・ケアの本質を知る』(ともにワールドプランニング)など。
【プログラム】
13時~13時10分 オープニング、講師紹介
13時10分~14時40分 講義
14時55分~15時45分 3施設の取り組み発表
15時45分~16時15分 グループディスカッション 受講しての気づき、自分や施設が取り組みたいこと
16時15分~16時20分 まとめ、終了
16時30分 アンケート記入、片付け
申込方法:下記の手順でお願いします
①下記申込フォームに必要事項を入力し、送信してください。
② 研修申込ご担当者に「仮受付」のメールまたはFAXをお送りします。
受講料をお振込ください
受講料のお振込は下記へお願いいたします。
郵便振替 口座記号番号 00940-2-154470
加入者名 NPO介護保険市民オンブズマン機構大阪
③お振込みを事務局で確認後、研修申込ご担当者に「申込受理」のメールまたはFAXをお送りします。
◆FAXでお申し込みの場合は用紙を コチラ からダウンロードしてください。
認知症ケア研修『改めて パーソン・センタード・ケアを考える』
<申込フォーム>
※ お電話は水・土・日・祝を除く10:00 ~ 17:00 にお願いします。
主催:問合せ先 介護保険市民オンブズマン機構大阪(通称O-ネット)
職員研修実行委員会事務局
〒530-0041 大阪市北区天神橋3-9-27 PLP会館3階
TEL 06-6949-8192 FAX 06-6949-9296
Mail o-netnpo@train.ocn.ne.jp
後援:日本認知症ケア学会