3部構成の報告書です。第1部では特別養護老人ホーム入居者のプロフィール・入居者と家族の関係・コミュニケーションについて調査。特養の入居者1400人の「年齢構成」「入居期間」「コミュニケーション可能度」をグラフと文章でまとめています。第2部では、73人の市民オンブズマンが27施設を定期的に訪問して観察したこと、聴き取った苦情・要望を分析(2001年度)。具体的な事例に即した実際的な改善案も提示しています。第3部では、27施設の特養契約施設を対象に実施したボランティア活用実態調査結果を掲載。ボランティアの効果的な活用のためには、施設にどんな工夫と態勢が必要なのか、社会的にはどのようなシステムづくりが求められるのかを探っています。
【目 次】
はじめに
第1章 入居者のプロフィール
第2章 入居者と家族の関係
第3章 オンブズマンによる入居者のコミュニケーションの問題
第4章 介護保険市民オンブズマン機構大阪の活動報告の分析
第5章 ボランティア活用実態調査
おわりに
資料編