19期活動のオンブズマンを対象に、Oーネットでは1月と3月にフォローアップ研修を開催しました。両研修は18年度の倶進会助成事業の一環として実施。1月は全オンブズマンが対象、3月は18〜19期生を中心に、参加を希望する先輩オンブズマンも交えて行いました。
1月のフォローアップ研修では前半に『担当施設の理解を深めるために』のシート作成について専門用語も含めて説明を行いました。
シートの項目には、外国人労働者の受入れ、介護機器・ロボットの導入など、昨今の介護施設の動きも反映。オンブズマン自身が施設での活動時に観察したり聴き取ったりして担当施設への理解を深めるとともに、自らの施設介護への知識を確かなものとすることを狙いとしました。
後半はオンブズマン同士の交流を図る懇親会を実施。おやつを食べながら、先輩オンブズマンの話に耳を傾けたり後輩の不安に応えたり…。ざっくばらんに語り合う中で親交を深めました。
3月の研修は「6ヶ月ミーティングに臨むにあたって」がテーマ。事前事後の書類作成の説明や先輩オンブズマンによる体験発表を行いました。

6ヶ月ミーティングの体験談を語る田中嘉明さん
体験談を語ったのは17期生の田中嘉明さんと段安純子さん。最初は進め方などで苦労したという田中さんは「謙虚な姿勢を忘れず、施設と協力して利用者の生活の質向上を図っていきたい」と話しました。

6ヶ月ミーティングの体験談を語る段安純子さん
段安さんは「ミーティングに出席した職員とケアについてじっくり話し合えたことでその後良い関係をつくれるようになった」とコメント。6ヶ月ミーティングの意義と役割を改めて確認する貴重な機会となりました。